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  2024年3月のおすすめ No.222 シソの効用

シソの効用

厚生労働省によると、国民の3人に1人がアレルギー疾患を持っており、特に大都市部では患者数が増加しており、近年、深刻な社会問題となっています。その要因となる抗原はたくさんありますが、環境中のアレルゲンで最も知られているのは、鼻や目にさまざまな異常を引き起こす花粉ではないでしょうか。この花粉症に悩む人は毎年増加しており、その医療費は約3000億円にも達し、深刻な社会問題となっています。そこで身近なアレルギー対策としてシソが注目されています。シソはインド東部、中国などアジアの温帯地方が原産で、国内では北海道から九州まで幅広い地域で栽培されており、日本人には昔からなじみのある素材です。現在では、臨床にもどんどん取り入れられ、着実に成果をあげており、フラボノイド配糖体などの有効成分が含まれていることが確認され、抗アレルギーや抗炎症に関するデータが報告されています。

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  2024年2月のおすすめ No.360 キクイモ

キクイモ


現在、食生活は西洋化の一途をたどり、コンビニやファーストフードの普及による過度の糖質、脂質、カロリー摂取と交通手段や通信機器の発達による運動不足の日常を過ごすわが国の糖尿病人口は予備軍まで含めると2300万人という数にまで膨れ上がっています。そのような状況の昨今、キクイモは「天然のインスリン」とも呼ばれ糖尿病対策に注目されています。キクイモはキク科ヒマワリ属の多年草でキクによく似た黄色い美しい花を咲かせ、花が咲き終わった10月から11月にかけ気温が17度ぐらいおになると地中にイモを作ります。キクイモは糖質にデンプンを含まず、主成分は多糖類のイヌリンです。このイヌリンはヒトの消化酵素では消化されず、分解されてもフラクトースとなるだけであるので、血糖値が上昇しないのです。また糖質吸収阻害作用があり、血糖値上昇を抑制するためにインスリンを分泌する膵臓の負担をやわらげてくれるのです。その他にもビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

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  2024年1月のおすすめ No.510 キチンキトサンで健康になる

キチンキトサンで健康になる


カニを食べる際、ゴミでしかなかったカニの殻。この殻の主成分であるキチンから取れるキトサンが、健康関連分野で注目されています。キチン・キトサンは基礎的な研究から、コレステロールを下げたり、血圧を下げたりするなどの健康によい機能が数多くあることが明らかとなっており、多くの健康食品が開発されています。臨床応用も民間のクリニックや病院などで行われています。その他、人工皮膚がキチン・キトサンから作られたり医療の分野でも大活躍である。

関連書籍:  驚くべき効果を発揮する・キチンキトサン、 キチンキトサンと健康、 キチンキトサンで美しくなる、 キチンキトサンの効用
     
  2023年12月のおすすめ No.212 烏骨鶏の話

烏骨鶏の話


烏骨鶏は、「本草網目」や「神農本草経」などの漢方の古典に記載され、漢方薬原料としても利用されている伝統食品です。中国では2000年以上前から「薬鳥」として知られており、歴代の皇帝も滋養強壮や長寿、女性たちは美容や若返りを求めて、薬膳料理として食されていたようです。烏骨鶏は黒の羽毛に覆われており、皮膚、骨、肉、内臓などすべてが黒いのが特徴です。またアミノ酸など栄養成分の宝庫で、卵をはじめ、肉や骨、血液までが利用されており、全身捨てるところがない優良素材として、注目されています。

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  2023年11月のおすすめ No.432 ガンを未然に防ぐ・有機ゲルマニウム

ガンを未然に防ぐ・有機ゲルマニウム


よくテレビや雑誌などで「ゲルマニウム温浴」が取り上げられ、今後はさらに健康食品や化粧品分野にも注目の有機ゲルマニウム。自然界に存在する有機ゲルマニウムは、田七人参、霊芝、ニンニク、高麗人参、クコの実、アロエなど薬用植物や鉱石に数多く含まれている素材です。スペインとの国境に近い南フランスのピレネー山脈のふもとの町に湧き出る「ルルドの泉」の水にも有機ゲルマニウムが多く含まれていることが、確認されています。ゲルマニウムはミネラルの一種で有機と無機があり、ガンなどの病気を退けるのに役立つのは有機ゲルマニウムです。

関連書籍:  ゲルマニウムの臨床、 有機ゲルマニウムの研究、 ゲルマニウムはガンに効く、 ゲルマニウムはよく効く、 脚光のゲルマニウム
     
  2023年10月のおすすめ No.427 霊芝の中の霊芝・鹿角霊芝

霊芝の中の霊芝・鹿角霊芝


中国では古来より、非常な貴重品として扱われてきた霊芝。中国にはその神秘的な薬効を伝える故事がたくさん残されていて、現存する中国最古の医学書「神農本草経」には”久しく服すれば、身を軽くして老いず、年を延ばして神仙にならしむ”と記載されており、霊芝は不老長寿薬として使用されていました。今では日本でも多く栽培されています。霊芝は栽培基から顔を出し、棒状に伸びていって、ある程度成長しますと頭部が傘のようにふくらむのですが、その傘を開くまでの成長期が一番薬効が高まるといわれているのです。その若芽の形が鹿の角に似ていることに由来し、鹿角霊芝と呼ばれています。

関連書籍:  霊芝と健康、 アレルギーに効く霊芝、 霊芝で現代病を予防する、 霊芝の効用
     
  2023年9月のおすすめ No.637 ハーブの女王とも神からの贈り物ともよばれる・ノニ

ハーブの女王とも神からの贈り物ともよばれる・ノニ


インドネシアで伝統的な薬として使われてきた果実「ノニ」が日本でも知られるようになってきました。ノニはインドネシア原産の常緑樹で、成長すると樹高は10メートルほどになります。果実は成熟すると黄色になってギンナンやチーズのようなにおいを放ち、酸味のある果汁を豊富に含んでいます。その果汁が主に薬として用いられています。インドネシアでは「ジャムゥ」と呼ばれる伝統的医療が行われており、ノニはさまざまな症状や病気に対する治療薬として、果実だけでなく葉や茎、根、樹皮も広く使われてきました。免疫機能をアップしたり、アレルギー反応を抑制したり、老化や病気の原因である活性酸素を除去する作用なども実験で確認されています。

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  2023年8月のおすすめ No.315 ハナビラタケの健康学

ハナビラタケの健康学


ハナビラタケはハナビラタケ科ハナビラタケ属のキノコで、標高のある地域のカラマツやモミなどの木の切り株などに自生しています。日本では北海道から関東の山岳地帯にかけて分布をしめしています。ハナビラタケにはキノコや酵母、真菌類などに含まれるブドウ糖が連なってできる高分子の多糖体である有用成分、Β-グルカンが多く含まれており、免疫賦活作用があり、ガンの発育や転移を抑制する働きが認められている注目の素材です。

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  2023年7月のおすすめ No.431 細胞の元気の素・コエンザイムQ10

細胞の元気の素・コエンザイムQ10


「アンチエイジング」「神経疾患」「スポーツ」と効果の多様性から「100年に一度の素材」とも言われ、サプリメントは品薄状態が続いています。1974年に心臓の病気の医薬品として認可され、2001年には食薬区分の改正により食品リストに収録されました。コエンザイムは人間の体内にもともとある酵素を助ける補酵素の一種で、細胞の活動に必要なエネルギーの源であるATP(アデノシン三リン酸)を作る過程に不可欠な補酵素です。体内のすべての細胞に存在し、人体にとってさまざまな効果があり、特に細胞のエネルギー産生時に重要な役割を果たし、抗酸化作用に優れているとされています。加齢とともに減少し、不足すると肥満、疲労など日常的な症状から生活習慣病を引き起こす要因になります。
関連書籍:  コエンザイムQ10の医学

     
  2023年6月のおすすめ No.89 タバコの害毒

タバコの害毒


喫煙が原因で2000年の1年間に死亡したと考えられる人(30歳以上)は全世界で483万人に達し、死因の12%を占めるとの結果がハーバード大学マジド・エザッチ博士らのグループによってまとめられました。また、WHO(世界保健機関)もタバコの消費削減を目指し、「タバコ規制枠組み条約」を発効しました。公衆衛生分野では初の国際条約で、タバコの広告や販売促進を原則禁止、包装面の30%以上を健康への警告表示にあてることなどを義務付けてられており、本日7/1からJTなどたばこ各社は国内市場向け全商品の健康リスク表示を大きくしています。従来「健康を損なうおそれ」があるので「吸いすぎに注意」としていたものを「喫煙は肺ガンの原因のひとつ」と断言するなどの表現で煙害を強調する。この時の今、再度タバコの害毒を再認識したいものです。
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2023年5月のおすすめ

No.367 葉酸

葉酸


葉酸とは厚生労働省が初めて摂取を呼びかけた重要な栄養素です。妊婦の葉酸欠乏による神経管欠損症(NTD)発症の抑制にも効果があり、先天性の神経管欠損症(NTD)のケースが多い米国でも、政府が摂取を推奨している注目の成分です。摂取により現在仮に出産適齢期にあたる6400万人のアメリカ人女性のうち、さらに1050万人が毎日400μgの葉酸を摂取すれば、毎年600人のNTDケースを防止できると考えられています。それによる医療費も5年間で約13億ドル(1430億円)は節約できると試算されています。

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  2023年4月のおすすめ No.32 カキの奏効

カキの奏効


古くから親しまれているカキは天然のミネラル、ビタミンを豊富に含まれており、滋養強壮作用や肝臓・腎臓の働きを助ける効果が知られています。平成14年の国民栄養調査結果によりますと、幅広い年齢層でミネラルが欠乏している状態であるとの結果がでており、特に亜鉛や銅、鉄など必須ミネラルの充足率の低下が目立っているのです。年齢別では女性の栄養不足が際立っており、カキの持つずば抜けて高い含有成分の亜鉛など、カキの持つミネラルが改めて今、注目されています。

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